助野LABを
覗いてみよう
助野ならではのMade in JAPAN


国産メーカーとしての
原点回帰で助野LABをスタート。
海外での生産にシフトする靴下業界に危機を感じ、「日本のメーカーとしてもう一度、国内生産できる拠点を」という想いで設立された「助野LAB」。卓越した技術者の経験を伝承すると同時に、若手デザイナーを育成する場所でもあります。
ジャパンメイドの高い商品を生み出すべく、一般社団法人日本ファッション産業協議会が「本当の日本品質の証明」として認定する“J∞QUALITY”を取得。高い技術と遊び心のある発想を一つにした、靴下研究施設だからこそ完成するこだわりのあるソックスがここから生まれます。

PCでデザインを起こしていきます

靴下ソムリエ資格取得者に与えられるバッジ

微妙な色合いにこだわりデザインの細部までこだわっています。
編み機の理論を知り尽くす
若手デザイナーの企画力。
デザイナーは入社後に半年間、編み機研究を実施。自分たちで実際に編み機を操り、“どういう柄が作れるのか”、“編み地はどのように出るのか”という感覚を身につけてもらいます。機械の理論を熟知することで精度の高い製品が生まれ、さらにLAB内でアイディアを出すミーティングを定期的に実施。常にユニークなソックスが助野LABから生まれています。
最近では女性デザイナーの活躍が著しく、現在進行形の流行をいち早くキャッチするのも特徴の一つです。また、“靴下ソムリエ”の資格を持つ社員が多数在籍するのもポイント。試験の合格率40%という難関をクリアしたスタッフは、靴下の歴史から品質表示までを熟知。幅広い知識によってクライアントからの要望にも柔軟に対応します。

卓越したプログラミングで情報を管理します

編み上がった靴下は1点1点、手作業で検品されます

イタリアの最新機器「ロナティ」で靴下を編立てます
最高のソックスをお届けする
助野のベテランスタッフの高い技術力。
助野LABにはかつて自社工場があった頃から働く、社歴30年以上を誇るベテランの技術者が今も助野のソックス作りを支えています。
どんなに優れたアイディアで生まれたソックスでも、品質に問題があればお客様にお届けすることはできません。ベテランの技術者が編み機で作られた製品を一つひとつ入念にチェックするほか、最後に出荷するまでクオリティを徹底的に管理。その優れた目利きは毎年のように入社する社員に受け継がれています。
若い技術者への技術の伝承も助野LABを語るうえで特筆すべき点です。斬新な企画と卓越した技術が融合された、助野ならではのMADE IN JAPANな靴下に我々の魂が宿っています。
靴下が完成するまで 最新機器を導入したLABの技術力
強みを知る



ソックス業界に革新をもたらしたイタリアの最新機器「LONATI」を導入。
靴下業界に古くから携わる職人にとって「まるで夢のような機械だ」と言う、イタリアを代表する靴下編み機メーカー「LONATI」。
助野LABでは発足時に同社の最新編み機を導入しています。
靴下業界に古くから携わる職人にとって「まるで夢のような機械だ」と言う、イタリアを代表する靴下編み機メーカー「LONATI」。
助野LABでは発足時に同社の最新編み機を導入しています。

つま先部分を自動に縫製する “オートリンキング”
これまでの編み機ともっとも異なるのが“オートリンキング”という機能。通常の機械だとソックスが筒状になって編まれますが、こちらはつま先部分を自動に縫製。つま先の縫製という工程を取り除いたことでスピーディに靴下が作れ、素早くお客様の元へと出荷が可能になりました。

立体的な編み地を表現する “選針パイル”
“選針パイル”という通り、パイル編みができるため、立体感のある柄が落とし込める機能。
例えばドットやスターといったモチーフが表現できるだけでなく、キャラクターを描く場合はディテールの一部を浮き立たせることも可能。より表情のあるソックスがデザインできます。

色彩豊かなソックスを生み出す “6色カットボス”
これまで助野では5色のカラーリングが編める機械をメインに使っていたものの、「LONATI」の導入を機に6色へとアップデート。
それによりキャラクターの雰囲気が忠実に再現できるうえ、足元を引き立てるカラフルなデザインを生み出すことに成功。“選針パイル”も相まって、デザインの幅が広がりました。
助野LABが仕掛ける 異業種プロジェクト
つくってます

解剖学教室とおよそ2年を費やして開発した
新発想の着圧ソックス
筋肉を持ち上げながら引き締める画期的なデザイン。
東京医科歯科大学臨床解剖学分野の教授、秋田恵一氏の企画協力の下助野LABとのコラボレーションで生まれた着圧ソックスが“らく圧”というアイテムです。「他にはない日本製のソックスを作りたい」という助野と、「現代人の脚の疲れを少しでも軽減したい」と考える秋田氏との想いが一致し、およそ2年という歳月を費やして完成しました。
従来の着圧ソックスは血管に働きかける構造のものが多かったのに対し、本商品は解剖学に基づいて筋肉にアプローチ。上下だけでなくフロント・バックともに異なる編み地を採用することで、ふくらはぎの筋肉を持ち上げながら引き締める効果を実現。中でも大事な神経が集まっている膝下は、締めすぎず緩すぎずの絶妙な着圧を施しています。またモデル名に“らく”を冠しているように、足を引き締めながら履き口と足首部分の圧を弱めにアレンジして、ストレスの少ない脱着を可能にしたのも特徴です。

北陸電工との共同研究開発によって
まだまだ進化を遂げる“らく圧”。
東京医科歯科大学秋田教授の企画協力の下で誕生した「らく圧」。
ビルの電気工事・電柱・鉄塔に登りハードワークに従事する100人の北陸電工社員でのフィールド試験による実証データを基に北陸電工「らく圧」を共創。
北陸電工との共創により、医療分野に次ぐ専門業界向け「らく圧」開発に挑戦していきます。

助野のクリエイティブ力が発揮された
靴下と寿司を紡ぐ唯一無二のソックス
地元・富山県のイメージに相応しい
寿司そっくりの特殊な形状がユニーク。
「固定観念に囚われず、どんなものでも良いから面白い企画を」と、スタッフからのアイディアを募って生まれたのが“寿司そっくす”。回転寿司を愛する社員が、靴下を触りながら偶然にも寿司のような形状になったのがきっかけで企画を立案。
寿司が美味しいことで知られる地元・富山県を意識しながら、眺めて楽しい・履いて楽しい靴下に仕上がりました。

世界のセレブにもプレゼントされ、
海を越えて話題を集めるアイテムに。
「“寿司そっくす”は発売からすぐに日本中の雑誌やニュース番組などに取り上げられて話題に。さらに海外のメディアにも注目され、かのアーノルド・シュワルツェネッガー氏をはじめとするアメリカのセレブリティへのプレゼントにも起用。世界の優れたテレビ番組に贈る「エミー賞」の授賞式のギフトセットにも選ばれるなど、各国の著名人の手に渡っています。
また、NYで開催されているNY NOWという雑貨の展示会に毎年出展し2018年テキスタイル部門で、IFDA Best Textile Award 賞を受賞しました。
世界でもSUKENOの認知が広がっています。

助野が考える ミライの助野LAB
現在の靴下業界はこだわりの詰まった高い価値のもの、
手に取りやすい安価なものという二極化が進んでいます。
当社が目指すべきなのは前者。当社が独自に開発した“らく圧”、“寿司そっくす”はその一例です。
熟練した技術士と柔軟な発想を持つデザイナーが、同じ空間でソックス作りに励む
助野LABならではのプロダクトだと自負しています。
さらに、助野らしいこだわりの靴下をこれまで以上にエンドユーザーへとお届けするのも使命です。
2019年に東京は新宿にオープンした当社の直営店「DATCHA」がその役割を担っています。
ここでは助野が手掛けるほとんどのコレクションが見て取れるほか、
数種類の柄やカラーリングが選べるオリジナル靴下もデザイン。
消費者と密接な関わりを持つことで、助野にしか作ることのできないソックスを
今後も生み出していきたいと考えています。
